この度、令和7年度JA共済交通事故医療研究助成に採択されましたのでご報告させていた

だきます。

　今回採択された研究は、「交通外傷による骨折後遺残性疼痛の機序解明」になります。骨折後の遺残性疼痛は不明な点が多く、治療に難渋することも少なくありません。本研究では骨折後の遺残性疼痛の機序や疼痛に関連するタンパクを同定することで、病態を把握し、新規疼痛治療薬の創出や既存薬剤の応用による治療の最適化により、骨折後遺残性疼痛に悩む患者に有益な治療選択肢を提供することを目標としております。

　日頃よりご指導いただいております大鳥精司教授、中村順一先生、萩原茂生先生、またグループの垣根を越えてアドバイスを頂いております教官の先生方、一緒に実験を行っている股関節リウマチグループの平沢累先生と大学院生にこの場をお借りして御礼申し上げます。今後ともご指導の程よろしくお願いいたします。